webサーバを外部に公開します。DDNS の登録。
テスト servlet をローカルから確認するところまで進みました。
今回は DDNS (Dynamic DNS) を利用して web サーバを外部( internet )に公開します。
[ 作業リスト ]
いつものごとく参考サイトはこちら。
http://www.jitaku-server.net/domain_intro.html
[1] ルータの設定
我が家のしょっぱいNW構成は以下のようになっています。
プロバイダからはモデムしか借用しておらず、PPPoE のIFが伸びています。
PPPoE の回線をルータ(バッファロー WZR-6000DHP) につなぎ、
そこから LAN で Web サーバ(今回使用)や生活用 Windows マシンなどをつないでいます。
Web サーバを公開しようとしたとき、外部からのリクエストはルータでストップしてしまいます。internet から届くパケットは、ルータのWAN側IP = グローバルIP(x.x.x.x) を宛先に富んできます。しかしながらルータに届いてから LAN につながるどのマシンに転送してよいか分からないため、パケットはルータでストップしてしまします。
そこで、まずはルータにアクセスして、WAN側 80番 port に飛んできたパケットは webサーバ(192.168.11.254:80 ) に転送するように設定します。
設定方法は製品ごとに違うようです。今回はこちらを参考にしました。http://www.akakagemaru.info/port/meruko/600dhp.html
ゲーム&アプリのタブなのね。。
安いルータでも色々設定できるんですねぇ。
[2] Dynamic DNS の設定web サーバを公開しHPやアプリに Internet からアクセスするとき、いちいちグローバルIPアドレスを打つのは面倒くさすぎます。またプロバイダから割り振られるグローバルIPはたまに変わったりします。
そこでドメインを無料で貸してくれるDNSサービスを利用します。DDNSとはアドレスとドメインの対応を動的に変更できるDNSサービスです。設定などは例によって次のサイトを参考にします。
http://long-distance.jp/sb/log/eid36.html
お世話になるのは DO!.jp 。なんて楽。素晴らしいですね。
2分で登録完了。末尾に ddo.jp が付くけれども、独自のドメインをゲット。
njord-test.ddo.jp にしてみました。
※ njord ってこちら。北欧神話の神様です。サーバ名に北欧神話に関連した名称を付けていく研究室時代からのくせです。星座とか惑星とかもよく聞きますね。
[3] てすと
http://njord-test.ddo.jp/helloworld/hello/
にアクセス!
見れない。。server timeout 。なんぞ。
色々触って見た結果、
その昔設定した iptables で外からの 80 port のアクセスを禁止していました。
以下のコマンドを実行。
iptables -A INPUT -p tcp --dport 80 -j ACCEPT
無事表示されました。やれやれですね。
ちなみに web サーバ自体のブラウザから見に行っても 404 エラーが帰ってきます。(njord-test.ddo.jp を見にいくとルータの設定画面に飛びます。)
これはルータの仕様らしく本来確認のためには web サーバが属しているLAN外からアクセスするか、プロクシを通し遠回りしてアクセスするのが通例だそうです。
でも面倒くさいです。
なので以下の便利サイトを利用します。80 port アクセスならこれで充分です。
http://www.aconus.com/~oyaji/www_tst/www_tst.htm